夜勤専従での看護の仕事

看護師の重要な仕事でありながら、病院での夜勤は「体力的に大変」「家庭や子育てとの両立は難しい」などの理由で敬遠されがちです。そのため、夜勤担当の看護師不足を補うために、夜勤専従の常勤又は非常勤の看護師を募集する病院も少なくありません。

もちろん、夜勤帯の勤務は日勤帯に比べると肉体的にきついものとなりますが、その分勤務1回当たりの報酬が高くなるので、魅力的でもあります。最近では、24時間の保育施設を併設している病院も増えているため、「小さい子どもがいるからこそ夜勤専従で働く」という看護師もいます。

と言うのも、夜勤専従となると、出勤日数に月9回程度までという制限がありますから、その勤務日だけ子どもを保育施設に預けて寝かせておき、その間に仕事をするということが可能だからです。生活のリズムを少し夜型にシフトする必要はありますが、勤務時間が一定であるため、3交代制や2交代制で働く場合よりも生活のリズムは取りやすいという意見も聞かれます。

かつては、夜勤専従というと、単発の仕事として募集されることが多かったため、夜勤専従の看護師は、毎回違う病院で仕事をすることが多く、その度にそれぞれの病院の決まり事や看護の仕方をチェックする必要がありました。しかし、それでは担当する患者の症状を把握することが難しいことから、最近では、夜勤専従の常勤看護師を募集する病院が増え、それにより、特定の病院で夜勤専従として働く看護師が増えました。

常勤での勤務は責任も増し、勤務先から拘束される部分も増えますが、夜勤専従とはいえ常勤ですから、賞与や各種保険も受けることができるため、看護師側にも大きなメリットがあります。

しかし、このような夜勤専従の仕事は、給与の計算方法が病院によって異なるため、事前にきちんと調べておかないと後悔することにもなりかねません。個人ではなかなか調べにくいため、求人サイトなどを通して調べるとよいでしょう。

また、夜勤専従の仕事は表立った募集がされることが少なく、看護師専門の求人サイトなどで非公開案件となっている場合が多いようです。専任のコンサルタントがいるサイトであれば、給与面や待遇面などの交渉も事前にしてもらうことができるので、夜勤専従を希望するのであれば、そのようなところに登録して仕事を探してみるとよいでしょう。